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2020年4月9日木曜日

『楽しいAI体験から始める機械学習』トピック(4)

~野球がちょっと上手い気楽な近所のお兄さんから野球を教えてもらうようにAIの作り方を学べないか~

野球のようなスポーツでも、楽器演奏のような芸術でも、あるいは、プログラミングのような技術でも、多くの人達が好ましく思う習得法は、専門のコーチがいる学校の部活や専門の学校に通うことと思います
しかし、そういったものの場合、画一的なやり方が押し付けられる傾向があり、それに順応しない場合は、落ちこぼれます。
そして、それに順応しないことは、必ずしも能力がない訳ではなく、エジソンもアインシュタインも学校では落ちこぼれでした。

正統な学習や訓練でない方法でなくても道は多く、その方が柔軟に学べ、想像力を育てる場合も多いのではないかと思います。
例えば、野球が得意でない小学生が、運良く近所のちょっと野球の上手い気楽なお兄さんから手取り足取り教えてもらって、格段の上達をする場合もあります。
実を言うと、全く野球音痴の小学生だった私が、元は野球部員だった近所のお兄さんに教えてもらうと、その分かり易さや、楽しさは素晴らしく、あっという間に上達したものでした。
ただ、あまりにこだわりの強いお兄さんなら、あまり教わりたくない場合が多いですが(笑)。

私のAI書籍『楽しいAI体験から始める機械学習』も、ちょっと野球の上手いお兄さんから野球を教えてもらうような感じでAIの作り方を身に付けられると良いと思います。
普通の機械学習やディープラーニングの書籍では、決して扱わないような単純な例を取り上げ、それを自分で手を動かしてやってみると、AIの作り方が解るように書きました。
一度でよく解らなくても、内容が簡単ですので、何度か繰り返すと解ってくるのではないかと思います。

数学がかなり出来、プログラミングに自信があるなら、TensorFlow(代表的な深層学習フレームワーク)とPython(プログラミング言語)を使う本格的な技術書で学べるのだと思うのですが、ほとんどの人には、そんなことは不可能ですし、そんなことが出来る人だけがAIをやれば良いのではありません。
また、技術者でないなら、AIの表面的な概要が分かれば良いというのでもありません。
AIを作るために本当に大切なことは、
問題を予測問題として捉え直すセンス」
で、これは、理系文系はあまり関係ありません。
そして、今後の世界では、AIが使えること、AIを自分で作れることが、おそらく、非常に有利になってくると思います。
『楽しいAI体験から始める機械学習』だけで全てOKとは言いませんが、他に、普通の人がAI開発に取り組むきっかけになる適切な本がありませんでしたので、書いてみました。

『楽しいAI体験から始める機械学習』
技術評論社
Kay著、MrΦ著
2020年5月11日発売

本書内のほぼ全ての実習のためのデータ作成が出来る、VBAシミュレーションプログラムが組み込まれたExcelファイルを出版社サイトからダウンロード出来る特典付です。

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